灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

ミィのおむかえ

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若い女が突然玄関に立って、さあ旅行へ行きましょうなんて、夢かと思ったが
そのものごし、甘えるような話し方、ヒップの切れ上がりかたといい
さてはおまえ三年前に死んだ、猫のミィだな


ピンポン!
よくわかりましたねご主人様
でも残念ながらご主人様も
昨日亡くなられて三途の川を渡られたのですよ
いつまでもこんな所を彷徨ってないで

さあミィと一緒に参りましょう
あの世には畜生道という関門があって
ここは可愛がった動物の案内がないと越えられませんよ
うれしいなあ~
ご主人様~~ウフ♡

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