灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の1枚

妻と花見に行ってきました。 今咲いてる桜は週末には散ってしまうとお天気キャスターが云うので…(/_;)

或いは

ついこないだまで猿やってたもんで 木から落ちることばっか 気にしてるんでさあ なあにね こうやって2本の足で歩くなんてのは 慣れねえもんで すいませんね 楽することばっか考えて 馬の背に乗ってみたり 牛に畑を耕やさせたり こんなつるんつるんの顔して…

事の重大性

だから何度も申し上げていますように、甚だ勝手ではございますが、この度の案件は閣議での決定により国の管轄に入りました。 それもこれもあなたの発明があまりにも素晴らし過ぎて、国家安全保障の点に於いて、それをそのまま公にする事で国の被る不利益が甚…

木から降りた猿

R氏は木の上に暮らす猿だった。 彼の母も父も祖父も祖母も…もう気の遠くなる様な昔から、そんな生活を続けていた。 ところが最近雨がめっきり少なくなって、森の木が年を追うごとに少なくなっていった。 困ったことになったと漠然と思ってはいたのだが、群…

また一人 また一人と消えてゆく 幼いボクを取り巻いていた人はもう殆どいない いつの間にか一番外側に近いところで手をつないでいる ああ あの人の あの人の懐かしい声や笑顔が フラッシュフィルムのように流れては消える 君たちあとはしっかりやりたまえ そ…

不憫(ふびん)

世の中のもの凡てが不憫に思える時がある皆沈むまいとして必死で水を掻いているくしゃくしゃになりながらそれでも顔を歪めて嗤ってみるそうだよなおまえも騙されてここにいるんだよな何が悪いとか何がいいとか勝手に決められて最初から勝ち目はないんだよた…

今日の1枚

船の墓場には新しい客人が来た。 今日は北風が吹いて寒い一日だった 父の命日も近いので我が家の墓場にもお参りした。 春はもうそこまで来ている