灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の1枚

雪の下が咲いていた 良く似ているけどこちらは港の春という椿

仕事が早く終わった晴れの日は

歩いて帰ることにしている 陽も長くなった事だし 皆が帰った事務所を閉めて、シャッターを下ろして愛用のカメラ二台を肩に掛けたバックに入れていざ出発! 五時を回ると渋滞が始める 橋の工事がそれに拍車をかける 帰り道は遠回りでも出来るだけ自然の中を歩…

今日の1枚

天気が良いので午後はカメラを首からぶら下げて犬と散歩に出た 帰りつくまでの歩数は17000歩 3時間弱の日曜の午後であった

ベビィブーマー

男も女も理不尽な境遇に痛めつけられていた 男たちは他国の荒廃した戦場で戦友の亡骸を葬りながら 女たちは焦土と化した防空壕の中で身を寄せ合って震えながら この悪夢が一日も早く終わる様に 心のさらに下の生理 そう存在の内奥から渇望していた 戦争に負…

今日の1枚

放射冷却で朝は冷え込んだ こんな日は気持ちの良い快晴になる 路面はまだ三日間降り続いた雨で濡れている 会社のチューリップもグーンと伸びた 季節は三寒四温を繰り返して春に移ろう

見えない魚

男は水の中に立って 見えない魚を待っている 皆は目に見える魚を追って 遠くの海へ行ってしまった 男が待っているのは 自分にしか見えない魚 その魚の存在を人は信じない 手っ取り早く金になるのは誰の目にも見える魚 それでも男は幻の網をうち続ける 網はそ…

光景

ボクがまだ自分の巣を持たなかった頃 ヘットライトの向こうに愛はあった アルバイトでやっと手に入れたおんぼろ車が仮の巣だった 若くしなやかな躯と膨大な時間だけが手駒だった 自分の正体さえ判らず ただ闇雲に吠えたり威嚇したりした 同じような雌の尻の…

今日の一枚

今日は晴天犬を連れて仕事に… 早く終わったので知り合いの犬と二匹 外で遊ばせた 犬たちにとっても心地よい一日だった

今日の1枚

天気予報は又外れて雪は降らなかった 先日久しぶりに表具の材料屋へ寄った そこで耕さんの死を知った 月日は歩を緩めず 逝く者は待ってはくれない 耕さんは数少ない私の理解者だった あの笑顔と声が蘇る 心より冥福を祈ります

今日の1枚

今日は春めいていて暖かい まず犬を洗った 次に庭の春の兆しを探す スナックエンドウの花もいつの間にか咲いていた とはいえまだ二月山茶花の季節は当分続く・・・。