そうやって私達はまた進んで行った 風は冷たく大地は枯れていた 登りに差し掛かるたびに誰かが倒れた 下りになると誰かが消えた 誰もが憔悴して汚れ痩せこけていた それでも顔を合わせると 自然と微笑んだ 僅かな食べ物を皆で分け合い 一つの水筒を廻して飲…
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