灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

キリフダ

とどまるところを知らず

流されてゆくこの身を思えば

せつないとか儚いとか

そんなヤワな言葉は似合わない

漠然としたランダムな日常

タフでリアルで執拗な毎日

さあ次はどんな手を使ってくるのか

沈んだり浮いたりしながら笑ってみる

なかなかやるじゃん

この運命って奴も

懐にはすべてを無にする

1枚のカードが

最初から配られている

分け隔てなく…

 

その突き放すような

冷たい感触を

いつの間にか

気に入ってしまってる

 

まんざらではない! 

ニヤリと嗤う


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