灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

40億光年の孤独

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A氏の飼っている猫は
自分が猫である事を知らない
A氏と自分は同等だと思っている

ランドセルをからって学校へ
すごすごと帰ってくる

そんな事でメゲル猫ではない
お母さんと一緒をみて体操し
昼は韓ドラを観て涙を流す

A氏の猫は猫が嫌いだ
犬も嫌いだ
下等動物は嫌いだ

A氏の猫は或る日
冷たくなっていた

A氏は溜息をつき
土に埋めた

この猫は幸せだった
ろうか?

私もこの猫の
ようなものだ