ふと 気がつくと 薄汚れた 中年のロバとなり 見知らぬ川のほとりにいた 川面には雑多な漂流物が ぷかぷかと漂っていた 瞳には どんよりとした 風景が映っている 私は中年のロバ 腹だけでっぷりと太った 灰色のロバ 修羅の届ける 一杯のビールを糧とし 何の詮…
昨日虹を見た 久し振りの事だった ボクは天を仰ぎ何度もため息をついた 思えば煩雑な日常のディテイルに塗れ ありきたりな人間関係の処理におわれ 何かを畏れ 感動することから遠ざかっていた だからなんだというんだ 纏めようとする嫌な癖が 頑張ろうと掛け…
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