目を覚ませば ちっぽけな流木に縋って 流されてゆく めいめいが 何かに掴まり ゆっくりと運ばれてゆく 空は鉛のように低く重い 流れは灰色に澱んで生暖かい 岸も見えない どこへ わからない いつから わからない 手を離せば 容赦なく沈んでゆく それだけがわ…
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