また一つ 蝉の骸が転がっている クマゼミ どんなに その身を削っても ワシワシワシ それしか出ない その不条理に 天を仰いで 冷たくなっている ツクツク法師 忍び寄る 秋の気配に急き立てられ 最後の2小節は 喘ぎながらの 転調 気配は 青空を背に 数を増し…
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