灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

2013-03-03から1日間の記事一覧

孤独な操縦士」

たとえば誰かが煙を吐いて下降を始めても 我々にできることは 大丈夫か がんばれよ と翼を上下に振ることぐらい 後はコクピットのなかで涙を流すことぐらい 家族にしても仲間にしても 我々は編隊を組んで飛んでいる飛行機のようなものだから それぞれが孤独…