灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

次男夫婦は帰国、娘は出国

 祖父の死という悲しい出来事を抱えたまま、それでも日々は過ぎてゆく、葬式が済んですぐオーストラリアへ旅立った次男夫婦はは3日前に帰国し、長女は単身ニューヨークへ結婚した幼馴染の招待でホームステイすることに…。

グローバル化なんて遠い世界の出来事だと思っていたのに、市の取引市場の周辺にも作業するフォリナー達は溢れているし、第一コンビニの店員も、うどん屋の店員もいつの間にかベトナム人や中国人にかわっている。

ネットの浸透と世代の入れ替わりが着々と世の中を変えてゆく

それはもう良いとか悪いとかいうレベルを超えて流れの本流となってる

幕末の庶民の気持ちが少しわかるような気になり熱いお茶を啜る。
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