灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

本当の贈り物

どんなにお金や品物を貰っても
本当は貰ったことないのですが…
たぶんそれは本当の助けには
ならないのではないですか?
それはお金はないより在った方が
いいのに決まってますけど
それはこのぼくとは別の
外にあるものなんです


どんなに抱きしめて
ぬくぬくと大切に育ててもらっても
親は大抵の場合先に滅びてしまうでしょう
老いてゆく親は可哀そうだし
ボクはいつか一人になるのは逃れようのない事実なんです


だとしたら
本当の贈り物は
どこにあるんでしょう
世の中の変化に関わらず
ぼくの中にあってぼくを支えるもの

母と父からの贈り物とはなんでしょう
どんな時にもぼくを守ってくれて
ぼくを導いてくれる
贈り物
それはこの身体とこころです
ぼくはいつでも独りじゃないようなきがします
この身体の中には
長い長い道のりを途絶えることなくやってきた
母と父の血が息づいている筈なんです
その筈なんです


だから苦しくて
辛い時には
掌を握る事にしています
そうすると
じわっとした暖かさを
感じるんです
それがぼくの
最後で最初の
力の源です



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