灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

サル山

 私はサル山にいる

サル達は遠巻きに私を取り囲んでいる

私の巻いたサツマイモやリンゴをかじりながら私を見る風でもなく監視している

次に巻くエサに乗り遅れまいと若い猿はもちろん、母ザルも子猿を抱いたままこちらを見ている

私はおもむろに胸のポケットから携帯電話を取り出した。

新しいエサに遅れまいと、サルたが一瞬身構える

私はサルたちを相手に新しいスマホの説明を始める

最初はエサと勘違いして私の手に握られたスマホの動きを目で追っていたサル達もそれがどうやら食べ物ではないと言う事に気付いたのか興味を失いそっぽを向きはじめる。

 

トランプ達のやってる事の素晴らしさや世界が直面している状況をいくら説いてもこのサル山のサル達にスマホの素晴らしさを説明するようなもの、トランプ悪者やろ、えっそんなバカなそんな事テレビでいってないよ、民放も天下のNHKも新聞にも出てないよ、悪い宗教にでもはいったん?デマばっかし流しよったら気狂い扱いされるよ もういいちゃわかったけはいその話はおわり そんなくだらん話よりなんか食べに行こう そんな感じ 皆完全に洗脳され終わってる

うるさいギヤーギヤー騒いでるお前がサルで周りにいる俺等がマトモなんじゃ

それ以上騒ぐと病院連れて行くよ

 

 

悲しいかな

すべからく今の日本の状況です