昔
ある人が
完全な世の中を
創ろうとして
不完全なものを
全て消し去りました
そして
最後に
自分自身も消し去りました
パーフェクトを
望むなら
自分自身にさえ
容赦は出来ない
完全とは
強く美しく
残酷なものです
それぞれが
自分自身を振り返り
完全を望む事をやめ
今より少しだけましな
自分に向って歩き始めた時
世の中は少しずつ変わり始めます
完璧でなくとも
容赦のある世界
やさしさに溢れた社会
互いに赦し合う
人間関係
そんな社会に住みたい…