2010-03-06 審判には逆らえない 競馬 #詩 数が増えすぎたので 半分にするという どうする? 牧場の中の羊たちは おとなしく逃げ惑う ギィギィ悲鳴を上げながら 哀しいかな 彼らには手がない それに もはや考えるだけの脳味噌が ない いつの間にか 勝負はついていた 柵の中と外と 草を食んで 快楽に耽っている間に 狼たちは審判の服を着て. バーベキューのコンロを 作っていた いくつもいくつも 今朝は草を食みながらも 誰もが哀しい目をしている 神は出かけている