2010-12-04 手羽先 競馬 #詩 やみくもに思う 有機物は有機物を喰らう 石や土を喰らうことは出来ない 手羽先を喰うたびに きにかかる その鳥の一生 豚足を喰うたびに きにかかる その豚の哀しみ 夜空を見るたびに 思い知る 圧倒的な闇 有機物の欲した神はなく 無機質の上を漠然と過ぎる 時があるだけ むしろ 異質なのは我々