灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

タイミング




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削って削って削って
さらに削って
ボクはボクの中心に
何が残るのかを
知りたい


もうあまり
時間はないのだから
残った芯に
火をともして
いっきに
燃え尽きたい


その炎を
みることが出来たら
感じることが出来たら
おそらく悔いることは
ないだろう

だから
今のボクは
背負い投げを打つ
一瞬のように
全ての状況を誘い
引き込み
足を捌き
体を入れ替えて
投げ飛ばす


そのタイミングを
探る日々を
送っている


うまくいこうと
いくまいと
幕は閉じる


それでよし