灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

今日の一枚

忘年会へ行く娘を送って小倉の町へ出てみました

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どんなに苦しい目にあっても
どんなに報われなくても
じっとそこに立ち続けていれば
笑顔を忘れず周囲に気を使いながら
あなたはあなたの仕事を着実にしていれば
少しずつ周りの状況は変わってくる

大切なのは勝ち続ける事ではなくて
そこに居続けることなのだ
満員電車の中で今は吊皮を持って喘いでいても
駅に着く度に一人降り二人降り
いつかあなたがシートに座る時が来る

ほこりに耐えきれずに降りた者たちは
雨の中を歩いている
もう二度と家の外には出ないと愚痴をこぼしているのだろう
気を取り直して鏡をのぞいて笑顔を作り
もう大丈夫と駅へ向かっても
新しい電車で又吊皮から始めるのだろう

大切なのは乗り続ける事
行き先など知らなくていい
電車が終点に着く前にあなたの終点が来るのだから
それまでは此処にいよう
覚悟を決めると口元がほころぶ

私はジョブズスタンフォード大でのスピーチが好きだ
それを聞きながら吊皮に掴っている
[ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ}
最後の言葉が脳裏に響く
いつものように笑顔を作る

駅に着く度に幾人かが降り
幾人かが乗ってくる

窓の外の景色は変わり
車内の顔ぶれも変わる
大切なのは乗り続けること
勝つ必要はこれっぽっちもない…
二本のレールのように
あなたはあなた
私は私なのだから


オマケ

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