灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

犬の事など

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  この犬は四年前の暑い夏 公園でうずくまっていた
最初見たとき、誰かが毛布を捨てたのかなと思った
近づいてみてそれが犬であることに気がついた
あまりの暑さにのびてしまっていた
バリカンとハサミで長い毛を刈ってやり、食べ物と水を与えたら
元気になった
それからずっと家に居付いてる
四六時中こうやって寝そべっている そして時折寝言を言う
私に似て変な犬である










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