灰色のロバ

地球が宙に浮いていること 誰もがそれを忘れている それでも時折不安になる

新しい靴

 今日は 妻のアッシー役、

先ずはウェル戸畑で手話の講演会、妻を待つ間車を停めたイオンの中をブラブラしていると靴の最終バーゲンの昇りが立っていて、冷やかしの積りで足を向けた。この前歩いた時ガッシリしたワークブーツのようなのが欲しいなとチラリと思ったのが心の片隅に残っていて自然と足が向いたのかもしれない。

昔は山登りが趣味だったのでワークブーツも登山靴も沢山持ってた。この十年くらい仕事が忙しくて履く機会もなくすべて駄目にしてしまった。妻は何でも棄てるのが趣味なので少しでも放ったらかすとすぐ捨てられてしまう。一足ずつ履いて確かめていると、手頃な靴が見つかった。それを買って履いてきたくたびれきったフェラガモと履き替えた。

次の目的地は儀母の用事、新しい布教所に母に頼まれた届け物をする。新しい靴でgo!

 

途中小倉の街は中村一座の興行で渋滞していた。やっとの 思いでそれを抜けて 初めて行く新しい布教所にどうにかたどり着くと、 妻だけ降りて私は車で待ってた。私に挨拶する為にわざわざマンションの6階から降りてきた先生に丁寧に挨拶した。

先生と別れて、妻と二人で車はここに止めたままランチをしに行こうとあるき出した。


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新しい靴はスニーカーと違い結構重くて昔の振子の原理のあるき方を思い出して、快調だった。
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ところが 食事を済ませて車を停めた駐車場に戻ろうとした時に事件が勃発した。

いくら歩いても車を停めた駐車場にたどり着けないのだ 。

同じ店の前を何度も通り ぐるぐる回って やっとの思いで車にたどり着いた 。

私も妻も 歩きすぎてクタクタになり ヒーヒー言いながら車を運転して家に帰り着いた。

そんなわけで新しい靴は いつもの儀式をする前にすっかり汚れてしまった。


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儀式と云うのは靴の裏に鋲やホッチキスの針を打つ事。


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職業がら重い荷物を持つので、これをするのとしないのとでは靴の持ちが3年は違う

私の履く靴には革靴からスニーカーからスリッパに至るまで全てこの儀式が施されている

ようこそ新しい靴、お前の名前は今日からジュピターだよ 宜しくな!

因みにその名前は1番最初に買って貰った丸石の26インチの自転車につけた名前だよ、笑